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鳥羽なかまちの情報や活動をご紹介 「なかまち日記」 No.13

2022年12月3日

なかまち
鳥羽なかまち会の活動や情報をお届けします。No.13です。

「なかまち日記」No.13の内容一覧

  • 若者も大活躍心に灯りをともす竹あかり。
  • 過去最多の来場者数。5年目を迎えた鳥羽なかまちの竹あかり。
  • なかまち界隈の歴史展
  • 新たなご縁に感謝!金胎寺展
  • 街角にジャズが流れて
  • 芝浦工業大学 空き家改修プロジェクト
  • 皇学館大学 伊勢志摩共生学 中心市街地の活性化のための情報発信実習
  • なかまち視察 最近の動き
  • 修学旅行受け入れ
  • ゲストハウス リドポルテ誕生秘話
  • 新入会員紹介 すし梅の若大将参入!

2022年12月1日(金)発行分

発行責任者 なかまち会 会長 佐藤 創
編集責任者 なかまちアナログ部会

若者も大活躍心に灯りをともす竹あかり。

西念寺前のとこよの郷キッチンカーの様子
Prink'm内の様子
鳥羽なかまち皇學館CLL 学生制作の看板設置の様子

出店内容につきましては、御浜町から来られた方の「みかんの振舞い」や、キッチンカーでの参加が多く見られ、夜の暗い街並みを賑やかしてくれました。また、来客数も大きく減少することもなく、お店、お客さん共に満足の声を頂きました。


前回の反省を生かしイベント前には警察署へ伺い、道路使用許可を取得。地域おこし協力隊をはじめとしたボランティアメンバー、皇学館大学の学生さんたちが、本部のお手伝いと駐車場案内と通行車への呼びかけ等を行ってくれたため、大きなトラブルも無く運営することができたと思います。

今後も可能な範囲で安全に配慮しつつ、マーケットをはじめとした催しを継続していきたいです。

鳥羽なかまち会代表 佐藤創

過去最多の来場者数。5年目を迎えた鳥羽なかまちの竹あかり。

竹あかり会場 西念寺境内の様子

鳥羽なかまち、西念寺の竹あかりも5年目を数え、コロナ禍の中でも続けてきました。まさに、消えかかっていた人々の心に灯をともしてきた行事のような気がします。


はじめた頃の一つひとつ、ろうそくをつけ、風で消えると登ってつけていたことを思い出します。今年はメンバーの皆さんの取り組みのおかげで、最多の人々が訪れてくれました。西念寺では、汁粉を百二十名にふるまわせていただきました。


また、今年はバンブードームや新作が作られ、みんなの笑顔があふれました。家にこもりがちであった人達も久しぶりに会話がはずんでいる姿が見られ、良かったなあと思っています。これからも、この町に笑顔があふれ、活気あふれるように活動を続けていきたいと改めて思いました。ありがとうございました。

筧 佳人

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なかまち界隈の歴史展

なかまち界隈の歴史展」が、なかまち竹あかりマーケットに併せて、海童工房魚寅の2階で開催されました。かつては鳥羽城主の祈願所でもあった慈眼山金胎寺(鳥羽3丁目)で発見された廃藩置県や最後の鳥羽城主・稲垣家に関する書状をはじめ、大山祇神社の神事だった 祷祭(正月)の献立絵図、西念寺のみどころの提案、富士山と藤之郷(現鳥羽4丁目)の関り、日本最大級の地震と推定されている宝永地震(1707年十月)による鳥羽城周辺の津波被害状況等、鳥羽の移り代わりの展示を行いました。当日は、多くの歴史愛好家が来られ、熱心に観覧していただきました。 

鳥羽郷土史会会員 江崎 満

新たなご縁に感謝!金胎寺展

この度の「なかまち界隈の歴史展」開催にあたり温かなご協力をいただいた、なかまち会の皆様をはじめ郷土史家の江崎さん金胎寺奉賛会、寺院関係者さまにおかれましては、先ずもって心より感謝申し上げます。


今回の展示会では庫裡から発見された、伊勢志摩の御食国らしい地元で捕れたアワビや伊勢海老など海の幸が豊富につかわれた豪華な祷祭料理絵図(江戸中期1784年)をはじめ、金胎寺住職が湯殿山に参拝した際に使われたと思われる稲垣家冥加紋入りの御袈裟や、鳥羽城主稲垣家の廃藩置県に関する明治政府からのお達し、富士登山八九九回を達成され富士宮に記念碑がある鳥羽奥谷出身で大峰山の大先達、古谷才之助氏が行った桶ノ山での柴燈護摩の写真、日和山展望台に設置された世界初の無線電話のアンテナや鳥羽の昔年を物語る町の風景が写った写真等々、鳥羽に住む来観者の方々も驚かれ大変、興味深くご覧になっておられました。


中には、寺院の往時を偲ぶ昭和に行われた境内でのお茶会の写真を見られた来観者さまが、ご自分の若かりし頃の様子を大変、懐かしんで微笑んでおられました。私としましても鳥羽に移住してからまだ五年ほどなので、今回の展示会は鳥羽の身近な歴史や文化を学ぶ大変よい機会となりました。そして何よりも沢山の来観者さまと交流し、新たなご縁をいただいたことに感謝しております。


このように地域の先人の方々が大切にしてこられた古き良き物を広報のみに留まらず、皆様にご覧いただきお寺や地域の歴史や文化等を知り時代の変遷を感じ、ご先祖様が生きた時代を見つめていただくことで、各々の祖先さまへの御供養になると思っております。良い機会をいただき誠に有難うございました。             

住職 長谷密賢

街角にジャズが流れて

大庄屋かどや前の様子
かどや竹あかりコンサートの様子 クライマックス

なかまちマーケットの開催に併せて、今回も「かどや竹あかりコンサート」が、午後四時半から午後七時まで行われました。

前半は、かどや専属バンドのかどやゼンザーズがフォークソングを、続いてかどやで教室を開いている小唄とオカリナの成果発表、最後にかどやでボランテイアスタッフとして活動しているピアノ教師マーちゃんが長尾オルガンでジブリ曲等を演奏してくれました。


さらに今回は、グループの交代時間を利用して、絵本の読み聞かせも行いました。絵本の読み聞かせ、絵本のたのしさをより多くの人に知ってもらおうと今年六月からはじめたもので、コンサートに来られたお客様にも体験していただきました。今回は、「パンツのはき方」をはじめ「わにさんどきっ はいしゃさんどきっ」「オニのサラリーマン」「月人石」が紹介されました。


後半は、松阪市や伊勢市を中心に活動し、かどやでもおなじみの宮崎義明と愉快な仲間たちがジャズを演奏してくれました。ジャズの時間には日も暮れており、素敵な音色が暗い街角にも流れていました

芝浦工業大学 空き家改修プロジェクト

なかまつりの様子①
なかまつりの様子②

定期的に鳥羽を訪問しアワヘイの明治蔵のリノベーションやまちづくりについて考える鳥羽未来会議などを開催している芝浦工業大学の空き家改修プロジェクトの鳥羽設計室が、子どもたちとの交流イベントとして「なかまつり」を夏の二日間に実施しました。


一日目は、子どもたちとお祭り用の工作体験、二日目にはヨーヨー釣りや射的などのお祭りを開催。地元の子どもたちも多く参加し、大盛り上がりのイベントとなりました。なかまつりをリーダーとしてがんばってくれた金澤さん(芝浦工業大学)からは、「想像以上の大盛況を迎え、私たちを知っていただくきっかけとなったこと、そして何より子どもたちが楽しんでくれたことをとても嬉しく思います!」との感想をいただきました。次回は、十二月中旬に訪問予定です。イベントの準備もしてくれているようなので、お楽しみに!

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皇学館大学 伊勢志摩共生学 中心市街地の活性化のための情報発信実習

大庄屋かどやにて、実習発表会の様子

今年の夏、なかまちを歩き、それぞれの関心のある分野を取材し、鳥羽市のローカルガイド『とばる』にWEB記事として掲載する取組みの成果発表会が十月二十二日(土)かどやにて開催されました。

現場で二名と映像一名の計三名の学生が、それぞれ取材した場所について発表し、なかまちを歩いて感じたことを発表しました。

なかまち視察 最近の動き

三重県の事業で、移住に興味がある方やYouTubeなどの映像クリエイターが三重県各地を訪れる移住プロモーション事業で、三名の方が鳥羽を訪問しました。三名は、恐竜の研究をしておりトバリュウを見に来られた方、海女さんになりたいとの夢を持つ方、カフェを自分でやりたい方と、三者三様でした。なかまちを散策しゲストハウス リドポルテに宿泊、リノベーション体験や竹あかりの作成の手伝い、かどやの見学やプリンクMでの指文字アート体験、移住者との交流会などを通してなかまちを知っていただき、この町の良さに触れていただきました。

修学旅行受け入れ

和歌山県有田川町立八幡中学校の皆さま

和歌山県の中学校の修学旅行を受け入れ、中学三年生十名がなかまちを歩き、かどやでは茶道体験と館内を探索し疑問点を探すアクティブラーニングや長尾オルガンの演奏を聞きました。学生からは「普段できない体験が出来て楽しかった」「自分から疑問を探すことなど大変だったけど面白かった」等の感想があり、とても満足度の高い体験となったようです。

地域おこし協力隊 大日方一皓

ゲストハウス リドポルテ誕生秘話

Lido Porte入口看板の様子
台所と共有スペース
寝室

「はじめまして。このたびは、たくさんの貴重な楽譜や資料をお送りいただきましてありがとうございました。昨夜、確かに七箱受け取らせていただきました。長い年月をかけて集められたお品、大切に使わせて頂きます。私が阪神の震災で失くした、恩師の絶版もあり感動いたしました。持ち主の方にもどうぞよろしくお伝えくださいませ。取り急ぎお礼申し上げます」。


ゲストハウス リド・ポルテと名前が変わった空き家に残された楽譜の数々が、受け継がれたことを知らせる一枚のはがきです。

数年前から、リド・ポルテとして生まれ変わった空き家を相続された森田さんと、なかまちのまちづくりにぜひこちらの空き家を利活用させてくださいと、年に数回は電話で近況報告、なかまちのまちづくりの現状報告をさせていただいていました。そしていよいよ合同会社NAKAMACHIが動く時がやってきて、家の中の荷物を処分することになりました。京都在住の森田さんに連絡したところ、グランドピアノとレコードだけは京都に送ってほしいとのことでした。森田さんは後天的に目が不自由になり今では完全に失明されています。ピアノの先生をされていた森田さんはグランドピアノとレコードは目が不自由でも音が聞こえます。もちろん喜んで送らせていただきました。地域おこし協力隊の日下さんに協力いただき、五箱のレコードとグランドピアノを無事送り出すことができました。森田さんは長年楽しみながら集めた楽譜は残念ながら処分してくださいとのことでした。まっさらな楽譜や貴重な楽譜もあり、残念でならないという思いでフェイスブックに投稿したところ、友人知人が反応してくれて、その中に冒頭のピアノの先生を紹介してくださいました。森田さんにこのことをお知らせしたところ、とても喜んで感謝していただきました。七箱に収められた楽譜はまたもや地域おこし協力隊の日下さんの協力で神戸に発送していただきました。日下さん、ご協力ありがとうございました。


住まわれなくなった空き家ですが、残された荷物も含めて、次の方にきちんと繋げていく役割を合同会社NAKAMACHIは担っていけたのではと実感することができました。この喜びをこれからも味わいたいと思います。

濱口和美

新入会員紹介 すし梅の若大将参入!

すし梅にて、六代目松井智紀さん

明治初年創業の老舗すし店「すし梅」六代目の松井智紀さんがなかまち会に入会してくれました。

「すし梅の松井智紀です。いろいろなまちのお手伝いが出来れば良いなと思っております。その中で、なかまちマーケットで竹あかりのお手伝いをさせていただきました。ⅮⅠYが得意ですので任せてください!」と抱負を語ってくれました。


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お問い合わせ


鳥羽なかまち会
合同会社 NAKAMACHI
〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽4-6-3
tobanakamachi@gmail.com
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鳥羽なかまち会 会長 佐藤創

 

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