店主の杉田さんは鳥羽の魚問屋の三代目に生まれ、幼少のころから鳥羽の漁港に水揚げされる新鮮な魚介に囲まれて育ちました。そして、いつしか魚介類の燻製作りに魅力を感じ、20年余年に「海童工房 魚寅」として独立。自家工房にて、魚介類の燻製を中心に、鳥羽で水揚げされた海産物の加工食品を販売しています。
牡蠣の生産地として全国的にも出荷量の多い鳥羽市浦村町は、特にシーズンである11月〜3月にかけて、出荷・イベント・観光客で賑わいます。
生食用牡蠣は冬の風物詩ですが、魚寅の牡蠣加工食品は春の時期に仕入れて冷凍保存し、年中牡蠣の加工食品を製造しお届けしています。鳥羽にお越しの節は是非、お立ち寄りくださいませ…。
製品へのこだわり
「海童工房 魚寅」の製品は全て、加工の際に鳥羽の湧き水を使用しております。この鳥羽の湧き水は、三重県を代表する清流・宮川の水よりもきれいと言われています。この非常にきれいな水を使用することで、海産物独特の臭みやヌメリを軽減し、よりおいしい製品をお客様に提供いたしております。
牡蠣は鳥羽市浦村産の「浦村牡蠣」を使用。三重県鳥羽市浦村町ではリアス式地形の生浦湾(おおのうらわん)が広がっており、栄養豊富な宮川の水が湾内に流れ込みます。湾内は牡蠣の成育に必要なプランクトンを育てる汽水域となっており、豊富な餌と厳しい水質基準によって、おいしい牡蠣が毎年育まれております。
燻製へのこだわり
牡蠣といえば生牡蠣を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。では何故、魚寅では牡蠣を燻製にしてお客様にお届けしているのか?
牡蠣の燻製が「おいしい」からです。
燻製は古来ヨーロッパより伝わった保存を高める為の加工技術ですが、現在は技術の進歩により、この保存性能を高めるという要望は低くなっております。保存性能の要望は低くなっていることで、塩は控えめにし、素材本来の旨みを引き出せるようになりました。
それに加えて燻製は、人間が感じる甘味、酸味、辛味などの味覚にくわえて、いぶされた素材の香り、風味など、燻製ならではの旨みが口の中に広がります。この旨み、香りは他では味わえない燻製ならではの美味しさです。心を込めていぶしてます。
是非、魚寅の燻製を一度ご賞味下さい。
施設情報
店名 | 海童工房 魚寅 |
住所 | 〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽4-5-1 |
電話 | 0599-26-4529 |
定休日 | 不定休(水曜日) |
営業時間 | 10:00〜16:00 |
ホームページ(ネット販売あり) | http://www.kaidoukoubou-uotora.biz/ |