鳥羽なかまち 空き家再利用 × 間瀬雅介(REMARE)海洋プラスチックアートで、「いらないものを生まれ変わらせる」をコンセプトに地域とアーティストがコラボツアーを実施。10月・11月にモニターさん参加で無事、開催されました。
ツアーのご報告としまして、ここでご紹介させていただきます。
鳥羽なかまち eco tours 再生の形について
世界では常に新しい物が作られ人々に供給されていきます。その過程の中で目にするのは、供給に伴い生まれた不要物の姿。生み出され不要物の多くは放棄されています。それらは環境破壊物質や負の遺産として残留し、巡り巡って私たちの生活を脅かす問題として日々メディアに取り上げられています。
当ツアーでは、これらの問題に対して多くの人々に興味を持って頂き、楽しくエコについて学べる機会を提供することをひとつの目的としています。海洋プラスチックごみを芸術作品に変える活動を続けるアーティスト間瀬雅介さんを招き、空き家回収を推進、新たなまちの可能性を追求する鳥羽なかまちを舞台に、リノベーション施設巡りや海洋プラスチックごみを加工した雑貨作りワークショップを行います。
社会問題に対して体験を通じて、楽しく学んでみませんか?
フィールド&ゲスト 紹介
●鳥羽なかまち
昭和の良き時代に鳥羽の台所と呼ばれて賑わっていましたが、現在は衰退してしまった地域です。しかし、住民たちの協力により、ギャザリングルームKUBOKURIをはじめとしたDIY店舗が増え、新しい街の可能性が生まれ始めています。
●間瀬雅介(REMARE)
地球の7割を遊び場にしたい。
航海士として旅をするなかで目の当たりにしてきた大量の海洋プラスチック。
「角度を変えれば海のゴミという素材。海に一度出てしまったものを陸で整えて循環させる」そのためにプラスチックの価値を高めるため、プラスチックをアートにする活動をされています。
ツアーの様子をご紹介
ツアーでは、主にワーケーションの拠点となる鳥羽なかまちの活動紹介や町やリノベーション施設の案内からはじまり、海岸での海洋プラスチックごみ採取と工場での作品作り、地域との交流といった流れとなります。
参加者はご自身のタイミングで、ギャザリングルームKUBOKURIでリモートワークも実践していただきました。
※.本来は1週間以上の滞在をいただく想定をしておりましたが、新型コロナウイルスの影響で短期間での滞在日程での開催となりました。
ツアー1日目の様子
- 11:00〜11:30 ツアーの趣旨とゲストの紹介
- 11:30〜15:30 鳥羽なかまちの活動説明と、リノベーション施設の見学など
- 15:30〜16:00 アンケートと意見交換
- 16:00〜 DIYのワークショップ(参加自由)
- コワーキングスペース等でリモートワーク
ツアー2日目の様子
- 10:00〜12:00 浦村でプラスチックごみ採取
- 13:00〜16:30 作品制作
- コワーキングスペース等でリモートワーク
ツアー3日目の様子
- 9:00〜12:00 作品制作 ※.どちらも前日に完了
- 13:00〜14:00 アンケートと意見交換
- コワーキングスペース等でリモートワーク
今後の「鳥羽なかまち eco tours 再生の形」に関して
今回、「鳥羽なかまち eco tours 再生の形」に参加いただいたモニターさんの貴重なご意見やアンケート結果を元に、内容をブラッシュアップ。活用をさせていただいて、ツアーの受け入れを整えています。改めて当ページで最終的なツアーの内容を告知させていただきます。もうしばらく、お待ちください。