「なかまち日記」No.12の内容一覧
- 赤崎神社が新しくなります!赤崎神社のご遷座完遂
- 神秘の世界に引き込まれ
- タイムスリップしたような
- 中之郷よりに参加させて頂きました。
- なかまちGOSENNZAマーケット
- 待望のマーケット開催!晴天にも恵まれウキウキ気分
- 西念寺花まつり
- 懐かしの金胎寺展
- マーケットにEスポーツが
- かどや昼下がりコンサート
- 新代表挨拶 身近なことからコツコツと
2022年7月1日(金)発行分
発行責任者 なかまち会 会長 佐藤 創
編集責任者 なかまちアナログ部会
赤崎神社が新しくなります!赤崎神社のご遷座完遂
伊勢神宮外宮の末社である赤崎神社の殿舎は4月5日からご遷座に向けた工事が行われ、5月末に終了し、6月2日午後5時からご遷座の神事が執り行われた。神宮からは小松大宮司をはじめ26人の神職が来られ、地元からは赤崎、奥谷、藤之郷、中之郷の町内会長が参列。地元の若者11名も出仕(神職の一つ、会社組織でいえば一般社員的地位)見習いとして神事に参加した。なかまち会からこの厳粛な神事に参加した3人に感想を聞いた。
神秘の世界に引き込まれ
中之郷町内会長として参列させていただいた。夕方から始まったご遷座は神様がお移りになる瞬間が本当にあるのかと、私のように信心とは縁遠い人間には半信半疑なところがあったが、大宮司様はじめ20数名もの神職の方々が集うなか、祝詞以外は誰ひとり言葉を発することなく静かな空間で儀式が進められた。何か崇高な空気が漂う中、なぜか私は赤崎の森の静かな世界に引き込まれていた。気がついたら滞りなく儀式は終わっていた。几帳が揺れて確かに神様がお移りになったと感じた。大変貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。
濱口和美
タイムスリップしたような
20年に一度の神事であるご遷座に関わらせていただけたことは幸運だったと思います。神宮より多くの神職の方が参加され、引き継がれてきた儀式をお手伝いさせていただいていると、その時だけ赤崎神社の境内がタイムスリップしたかの様でした。今まで当たり前にあってなかなか気付かなかった赤崎神社の偉大さに気付いた1日でした。
藤之郷 松井保明
中之郷よりに参加させて頂きました。
昔から親しみのあった赤崎さん(赤崎神社)のご遷座を初めて目の当たりにし、なによりそのお手伝いをさせて頂き、とても貴重な体験をする事ができました。また20年後も何らかの形で参加できればと思います。
中之郷 中村岳尚
なかまちGOSENNZAマーケット
6月12日に鳥羽なかまちマーケットが開催されました。今回は6月2日に行われた赤崎神社の御遷座を記念して「来場者にきれいになった赤崎神社まで歩いてみてもらおう」という思いから『GOSENZAマーケット』と命名させて頂きました。
赤崎神社まで足を運んで頂く仕組みとしてスタンプラリーを特別企画として盛り込むことにより、スタンプラリー参加者、約150名、マーケット自体の来場者は推定300~400名という結果となりました。今回は三重県内の様々なイベントに、キッチンカーや露店で出店している方々に積極的にお声がけし、鳥羽市内、伊勢、志摩、二見、津などから数多くの店舗さんにご参加いただきました。
また、中之郷会館ではマスヤグループさんによるeスポーツ体験ブースを設置して頂くことにより、これまでのなかまちマーケットとは少し異なる層の集客にもつながったのではないでしょうか。
佐藤創
待望のマーケット開催!晴天にも恵まれウキウキ気分⁉
前日の大雨も早朝には上がり、さわやかな青空が広がるマーケット日和となりました。開始時間の午前十一時前から家族連れが現れはじめ、終了時間の午後三時過ぎまで、なかまちを散策する人達で賑わいました。
今回は出店数が増え、なかまちの道路沿いにもキッチンカーをはじめ、様々なテントが並び、マーケットらしい雰囲気にあふれていました。散策する人たちも、久々のマーケットを待ち望んでいたかのように、なかまち全体がウキウキしている雰囲気でした。
出店者の方々からは「たくさんのお客様と交流させていただき、とても楽しかったです」「来場者が途切れることなく運営ができたのに加え、子供たちの笑顔を沢山みることができ、とても楽しい気持ちになりました」「お客様がたくさんで、町が賑やかになったことがうれしかったです」「予想以上の来場者数に感謝」等のコメントが寄せられました。
また、中之郷の明治蔵から藤之郷のプリンクMを経由して赤崎神社がゴールとなるスタンプラリーを実施したことで、ご遷座後の真新しい赤崎神社を見ていただくことができたのも、大きな収穫となりました。
廣野克子
西念寺花まつり
仏教をお開きになられたお釈迦様の誕生を祝う行事の「花まつり」がなかまちマーケットと同時開催で行われました。今年は、本来の4月8日から2ヶ月遅れになりましたが、多くの人に参加してもらいました。
今年は住職と副住職が法要のあと、紙芝居、手遊び、歌ゲーム、手品をしました。子ども達は、目を輝かせて参加してくれていました。
久しぶりの開催となりましたが、以前の賑わいが少し戻ってきた気がして、嬉しく思いました。このまま穏やかな世の中になることを願ってやみません。
「花まつり」は、お釈迦様がインドのルンビニー園という花園でお生まれになり、甘い甘露水が降り注いだという故事にちなみ、花御堂を季節の花で飾り、甘茶を誕生仏に3度かけます。又、上下を指さしている誕生仏は生まれてすぐ7歩あゆみ、「天上天下唯我独尊」と「この世の中で私達一人一人がみな尊し」といわれた姿を現しています。白い象の上に乗っているのは、お釈迦様が生まれる前に母親のマーヤ夫人が白い象が王子を運んできたという夢を見たためです。
お釈迦様のお話もさせてもらって花まつりの意義もわかってもらいました。西念寺の花まつりも毎年の行事として定着をしていければと思います。是非来年も御参詣ください。
筧佳人
懐かしの金胎寺展
なかまちマーケットに併せて、海童工房魚寅2階で「懐かしの金胎寺展」を開催しました。
会場には、最後の鳥羽藩主・稲垣長敬に向けての廃藩置県のお達しをはじめ、稲垣家の家紋(抱き茗荷)入りの食器2点、版木(お札等を作る昔の印刷機)30点、戦前の名所の絵はがき(元金胎寺住職の故岡真伝さんのコレクション)、金胎寺本堂火災直後の写真、三重県内のユースホステルの絵はがき(金胎寺は一時期ユースホステルを運営)、開発中の国鉄鳥羽駅裏の写真など、幅広いジャンルの資料が展示されていました。約50人が入場し、当時の思い出を語っていました。
藤之郷 江崎満
マーケットにEスポーツが
なかまちGOSENZAマーケットでは、あの、おにぎりせんべいで有名なマスヤグループさんも協力してくださいました。
中之郷会館でeスポーツ大会を開催していただき、子どもたちのみならず、大人の方々も多く参加されていました。来場者は合計120人程で、そのうち84名がゲームに参加してくださいました。
今回のeスポーツ大会、開催者マスヤグループ神山さんからは「貴重な機会をいただきありがとうございました。子どもたちの笑顔が何よりの収穫です。鳥羽はもちろん伊勢志摩をもっと活性化したいと本気です」と熱く素晴らしいコメントをいただきました。
地域おこし協力隊 日下
かどや昼下がりコンサート
第99回かどや昼下がりコンサート」が、かどやの米蔵前の中庭で午後1時半から3時まで、大正琴、オカリナ、そしてジャズと、異なるジャンルの音楽が演奏された。前日は大雨だったが、当日は朝から晴天。雨上がりの爽やかな空気のもと、約40人が来場した。
まず、「大正琴アンサンブル トレモロファンタジー」が登場し、「マイウエイ」などポピュラー音楽を演奏。同グループは津市を中心に活動しているが、メンバーの一人が鳥羽市在住で、鳥羽にも大正琴の裾野を広げようと3月からかどやで体験教室を実施しているご縁で、演奏が実現した。
オカリナは、かどやオカリナ教室(2018年に土曜、2020年に木曜クラスがスタート)の皆さんが日頃の成果を披露した。
志摩市を中心に活動しているジャズグループ「ストレイト アヘッド」はかどや初登場で、「オン ザ サニーサイド オブ ザストリート」などジャズのスタンダード・ナンバー5曲を演奏。どれも素敵な音色で、ライブ演奏を待ち望んでいた人達を楽しませた。
廣野
新代表挨拶 身近なことからコツコツと
今年度から鳥羽なかまち会の代表をさせて頂きます、佐藤創です。藤之郷の旧すぎはら理容店で、映像スタジオ『イエンスの塔』、カフェ『うさぎのしっぽ』などを営んでいます。
鳥羽市内に限った話ではありませんが、空き家問題という地域課題にも興味を持ち、個人的に改修、活用の推進なども少しずつではありますが始めました。
地域おこし協力隊という制度を活用し東京から越して約5年。こういった立場でまちづくりの活動に関わることは想定しておりませんでしたが、基本的には控え目な人間ですので、規模の大きな事柄は避け、なかまちマーケットを含むイベントや、まちの景観づくりなど、身近なことからコツコツと、鳥羽なかまちメンバーや地域の方々と一緒に進められればと思いますので、よろしくお願い致します。
鳥羽なかまち会 会長 佐藤創