「なかまち日記」No.8の内容一覧
- なかまちマーケット 再開10月
- なかまち新店舗紹介 「イエンスの塔」
- 鳥羽に移住して
- 10月18日なかまちマーケット
- 10月なかまちマーケットに参加
- なかまちマーケット竹あかり
- かどやコンサート再開!
- 合同会社NAKAMACHIの動向
- なかまちマーケット写真色々
なかまちマーケット 再開10月
先月、約一年ぶりとなるマーケットを開催しました。コロナ渦中での開催に迷いもありましたが、感染対策をしっかりする事と密を避けるために大々的な宣伝をせずの開催でした。
当日は予想以上の人出で賑わい、「久しぶりやなぁ!元気やった?」「会えて嬉しい!」等の声と笑顔で溢れているのを見て、なかまち住民やなかまちファンの方々には心の繋がりができてきていると感じました。暫くは人と人が触れ合う事が制限される新しい生活様式が強いられますが、みんなでこの苦境を乗り越えましょう!
坂田清佳
なかまち新店舗紹介 「イエンスの塔」
2020年10月18日から鳥羽なかまちに新店舗「イエンスの塔」をオープンさせていただきました。
金曜と土曜の週2日間11:30~18:00営業で、大まかにですが、週替わりで洋食や創作料理を中心にしたお食事を提供させて頂いています。事前予約制で夜営業も行っており、住民同士や、移住者を含めた外部の方々の交流の場としてもご活用いただき、新たな人の繋がりが創出できるキッカケになればと思っています。
また、現在は中途半端な営業形態ではありますが、来年の2月~3月を目途に営業日を増やし、地域活性化にも貢献していきたいと考えておりますので、よろしくお願い致します。
佐藤創
鳥羽に移住して
地域おこし協力隊OBの佐藤創です。
本年7月1日から地域おこし協力隊の任期を満了し「イエンスの塔」という屋号名で映像制作、デザインとカフェ運営の二つの事業を始めました。鳥羽のまちは個人事業主や中小零細企業を運営している方が多く、その一人一人が自身の「得意」「好き」を仕事にし、生活をしているように感じ、人口1000万人を超える東京で生まれ、仕事をしていた私としましては、個人というものがそれぞれ役割を持ち、地域を共有するこのまちの姿(主観ですが)に大きく影響を受けました。
今年は新型コロナウィルスの影響で、多くの人々が大きな損害を受けています。私自身も例外なく進んでいた仕事がなくなり、思う通り運営できない状況に大きく困惑しました。しかし、都市部の感染クラスターや倒産、失業ラッシュをネットやニュースで見ていると、満員電車や人混みの少ない、お互いの状況が認識できる互助がある程度成り立つ、小さな自治体の強みを感じることができる機会ともなりました。そんな密にはならないが、人同士が常につながっている環境に、改めてこの地域の魅力を感じましたし、そういった認識の人々が今後増はえてくるのではないでしょうか。
佐藤創
10月18日なかまちマーケット
今年初めての「なかまー」でした。久しぶりの開催だったので、準備しているときから少しソワソワしていました。
今回のなかまーは、中村松兵衛さんと一緒にヨーヨー釣り(無料)。天気も良かったこともあり、早い時間から多くの人に来ていただき、用意したヨーヨーはすぐに無くなってしまいました。思ったより早く終わったのでブラブラしていると、なかまちの名物兄さん!?から特命を受け巡回カメラマンをさせてもらうことに!
そして特命カメラマンはKUBOKURIに向かいました。中に入るとなかなかの賑わいで、みんなが笑顔でふれあっている姿は1年前のなかまーと同じ風景で、なかでも「五っぽ」の皆さんの笑顔は眩しすぎでした!
次はKUBOKURIからプリンクさんへ向かう途中に人だかりが・・・ 創ちゃんところの「イエンスの塔」でした。ボクには到底思いつかない内装、そして外装。おしゃれすぎる。この日はパスタ、焼きそば、たこ焼きの販売をしており大賑わいでした!
そしてイエンスの塔を横目にプリンクさんへ到着!
そしてプリンクさんにもいつものみんなの笑顔がありました。店内ではゆっくりとお茶をしながら、外では「とこよの郷」のキッチンカーとイスとテーブルがあり、そこで同級生と雑談。一緒に歩いていたウチの子供たちもニコニコ大満足だったようです!
松井保明
10月なかまちマーケットに参加
谷水洋介 鳥羽アスリードプラス代表(談)
10月なかまちマーケットでは「五っぽ」として初めて出店させていただきましたが、変わらずご支援いただきありがたいです。今まで通り沙織織のコースターや液体せっけん等を販売させていただきました。出店のたびに楽しんで買っていただき、応援していただいているお客様に本当に感謝です。ありがとうございます。
なかまちマーケット竹あかり
15時に始まった竹あかりは、実は当日13時の準備から、さかのぼれば11月3日の竹の切り出し、作業から始まっていました。そのように、皆さんの協力のおかげで今年もこのコロナ禍の中でも変わらず幻想的な世界を醸し出すことができました。
3年目になった竹あかりは、今年も板に付いた竹あかり職人?佐藤創さん原案作品の新作もあり、あたらしい 面もお見せすることができました。また、西念寺の外灯が明るすぎるという声を聞き、前日から出口電気さんに電気を切ってもらいのぞみました。逆に真っ暗でおそるおそる歩いてもらった人もいたそうです。
又、せどまち広場の牛串屋さん、かどやさんのコンサート、プリンクMさんの指文字カフェ、キッチンカーへと竹あかりにつられてゆるゆるとそぞろ歩きをしてもらいました。ウイズコロナの時代に合ったなかまちらしい癒しの行事になりました。ご協力、お出かけいただいた皆さんありがとうございました。
筧佳人
かどやコンサート再開!
かどやのコンサートは通常、屋内で行いますが、今回は三密を避けるため、かどやの駐車場で行いました。観客席は道路を隔てたかどやの軒下付近にしましたので、演奏中も時折車が横切りましたが、40人を超える方々が集まってくれました。
今回はかどやの音楽教室に参加している小唄教室とオカリナ教室の成果発表が中心でしたが、かどや専属バンドのかどやゼンザーズとかどやに展示されているオルガンの演奏もあり、演奏時間は一時間足らずでしたが、バラエティーに富んだ内容でした。特に、オカリナはかどやと磯部教室の生徒さんの計11名が参加し、澄んだ音色に迫力が加わり圧巻でした。最後はオルガンでクラシックの名曲が演奏され、素晴らしい締めくくりとなりました。
廣野克子
合同会社NAKAMACHIの動向
合同会社NAKAMACHIは、10月に鳥羽市ワークスペース整備補助事業に応募し採択され、いよいよ鳥羽なかまち全体を、仕事とバケーションを一体化させたワーケーションの環境を整える事業に取り掛かります。空き家をリノベーションすることで鳥羽なかまちのみならず、鳥羽駅から赤崎神社までの市街地を活性化し、観る・食べる・泊まる・働く事を楽しんでいただく場を提供したいと考えています。
そのためには若い力と創造力が必要と、昨年12月から芝浦工大建築科の学生との交流を続けており、今年3月には鳥羽に来ていただくことを予定していました。
しかし、残念ながらコロナ禍により東京をでることができず、毎月オンライン会議で空き家リノベーションの勉強会を続け、ようやく10月12日~13日に来鳥が実現しました。クボクリを始め、アワヘイの明治蔵、大庄屋かどや等、鳥羽なかまちを案内しました。芝浦工大生も、初めて見る実際の空き家に興奮気味。空き家の一軒一軒にそれぞれストーリーがあるのですね、と感心しきり。なかでもアワヘイの明治蔵に至ってはぜひ建物の採寸をしたいと張り切っていました。次回は11月に来てくれて具体的なリノベーション計画に取り掛かっていただけそうです。
今回の鳥羽市ワークスペース補助事業では4か所の空き家リノベーションを計画しており、シェアオフィスを増やすことで、現在満室状態のクボクリシェアオフィスを少しでも解決したいと思っています。さらに鳥羽なかまちのファンを増やそうとサポーターズチケットを発行し、今後はSNS等で広告宣伝に力を入れ鳥羽なかまちの関係人口を増やしていきたいと考えています。
濱口和美